新興国が成長する中で、先進国の労働者のポジションは
「ブラックな同業他社が伸してきて
こっちも労働環境の悪化を受け入れないと会社が保たない」
って状況に似てると思う。
そう考えたとき
「あれ?でも中国なんて共産主義なんだから
会社に例えるなら、本来は労組が強い会社のはずだよなあ」
と思ったんだけど
結局「政府を牛耳った労組」は「労組を牛耳った政府」でもあるんだよな。
じゃあどっちの性質が強いかっていうと
そのサイズが政府のサイズなら、政府としての性質が強くなって
労組としての性質はそれに従属する形になるのだと思う。
もしそれが国家規模であれば
たとえば引っ越さずに乗り換えるなんてことは無理だから。