akasaka_34の日記

ネトウヨと呼ばれた男の日記。しかし頻度から言えば週報ぐらい。

ロールプレイ的自己アピールと、ある種の無知や無能について

たとえば面接について考えてみよう。
面接官が
「趣味は何ですか?」
と訊く。
訊かれた側は
「自分の趣味はなんだろう?」
じゃなくて
「どう答えたら印象が良いだろう?」
と考えて、まあ仮に
「文学」
と答えたとする。
この2人が文学について語りあっても
その内容は文学に関して言えば不毛だ。

こういうロールプレイ的自己アピールは
世間のいろんなところに現れるのだけど
ある種の無知や無能はそうやって作られているのだと思う。
もしそれが性的なものであればカマトトと呼ばれる。

ここで無知や無能を特に問題にしなきゃいけないのは
「知りません」とか「できません」とかいう嘘は
「知ってます」とか「できます」とかよりもずっとばれにくいからだ。

「知ってます」とか「できます」とかいうのは
「じゃあ教えて」とか「じゃあやってみて」とか言われる準備があるんだろうから
「仮にそういうことにしておこう」
という気になる。

逆に
「知りません」とか「できません」とかいうのに関しては
僕は常に
「さあどうだかねえ」
と思ってる。