たとえば凄く小さなタックスヘイブンがあって
ペーパーカンパニーが100社と会計事務所が1社あって
従業員が2人で年に1億円ほど稼いで
人口は全部で10人だったりすると
労働生産性は凄く高いということになると思う。
労働生産性に関する熱心な議論をたまに見かけるけど
そもそもそういう物差しだっていう前提から
話がそれてることが多い気がする。
労働生産性が高いっていうことは
「十分にカイゼンされている」
でも
「顧客満足度が高い」
てもなく
「働いてない割には儲かってる」
ということなのだから。
補足:
僕自身は
「役に立ってないけど儲かってる」
ってポジションにはつきたくないんだけど
ネット上で
「働きたくない」
って声をよく見るってことは
バランスの問題として
「ビジネスにおいては儲かるやり方が正しい」
って理屈はもっと尊重されるべきなのかもしれない。
補足2:
まあタックスヘイブンなんてものは
それ自身儲かってるように見えちゃいけないだろうし
その点では上に挙げたのは良い例えじゃないかもしれないけどね。