akasaka_34の日記

ネトウヨと呼ばれた男の日記。しかし頻度から言えば週報ぐらい。

古典的でないロマンスとユーモアについて

僕の印象に基づいた話でしかないのだけど
ヨーロッパの小さい女の子はお姫様ごっこが大好きだ。
でもシンデレラと違ってお姫様にはなれないので
たぶん10歳になる前に卒業する。

そして大人になってから
どこかから現れた男性が言うのだ。
「僕と一緒にお姫様ごっこをしましょう」
はっきりそう言うわけではないだろうが、態度でそう言うのだ。

たぶん女性としては
嬉しさ3割と恥ずかしさ7割ぐらいの感じではないかと思う。
それを乗り越えるために、モダンなロマンスには
ある種のユーモアが必要になるというのが僕の解釈だ。

補足:
これは男性にとって役に立つ知識かもしれない。
ヨーロッパのモダンなロマンスにおいて男性は
「10年前お姫様ごっこを卒業した女性とお姫様ごっこをするには?」
というパズルを解かなければならないのだと思う。
「ロマンティックなムードを演出とかインチキ臭いことができるかっ!」
っていうのは大人としてまともな感覚だと思う。
ただ「そういう『ごっこ遊び』ですから」っていう了解が相互にあるならば
それほど無理な話ではないはず。

補足2:
お姫様ごっこを卒業した女性とお姫様ごっこをすることと
シンデレラになりたい女性とシンデレラごっこをすることは
表面的には似ているけど違うと思う。
前者は羞恥を、後者は落胆を乗り越えなければならない。
わざわざ恥ずかしがらせなきゃいかんのと
わざわざがっかりさせなきゃいかんのは、ずいぶん違う。