かつて「賢いハンス」と呼ばれる馬がいたそうな。
算数ができると言われていたのだが
実際は周りの雰囲気を読んで答えを出していただけらしい。
ここ十数年のAIブームに対して
「似たような話だよなあ」
と思う。
最近は絵を描くAIってのが話題だけど
人が描くのとはアプローチが違うよね?
たとえば人物を上手に描ける人は解剖学をある程度知ってる。
美術入門書を理解することすらできない機械とは違う。
補足:
周りの雰囲気を読める馬ってのも凄いとは思うけどね。
でも、やり方が違うってことは、持ってる能力が違うし
「これを応用すれば××も可能」
というのが違う。
AIブームって言うけど
「GPGPU使って絵が描けるようになりました」
というのは
ひたすらグラフィックの話だ。
補足2:
他人が作ったものをネガティブに語るのも
どうかとは思うけど
昨今のAIは「ポジティブに語られすぎでは」と思う。