経済学というのは
- たいして難しくない部分
- 難しすぎて（専門家を含めて）誰の手にも負えない部分
から成っていると思う。
困難のひとつは、市場心理。
デマに毛が生えた程度のもんじゃねえかと思うが無視するわけにもいかない。
もうひとつは、対照試験も追試もないから「事実」ってのがあてにならない事。
たとえば
「増税したらこうなりました。する前はこうでした」
みたいなデータは、他の条件を同じにして比較してるわけじゃないし
もう一度同じ事をやって確かめることもできない。
経済における「事実」を物理や化学における「事実」のように信用しちゃいけない。
さらに、日本経済に関しては、サービス残業っていう正確に測定できない要素がある。
（アンケートぐらいは取れるけど、誰が正直に答える？）
