たとえば全員30歳の国があったとする。
多分せっせと稼いでは溜め込んでいるはずだ。
んで皆40歳になったとき急にサカリがついて子供を作ったとしよう。
そうするとこれまでのペースでは貯蓄できなくなるだろう。
さらにその10年後50歳になった大人が全員ポックリ逝ってしまったとすれば
10歳の子供らは貯蓄を切り崩して生きていくしかない。
しかし何年かすれば働くようになって、上の世代のようにせっせと稼いで
でも彼らの場合は子供を作らなかったとしよう。
そうすると60歳とか70歳あたりまでひたすら溜め込んで
その後は溜め込んだのを吐き出すはず。
国全体として、溜め込んでる時の国際収支は黒で、吐き出してる時は赤。
つまり、年齢構成の変化が「自然に起こるのだから仕方ない」とすれば
貿易不均衡も「自然に起こるのだから仕方ない」と言いたい。
そもそも、特別理不尽な出費をしていない限り
- 儲け過ぎ
で、しかも
- 金が足りない
というのは、少なくとも一方は嘘だ。
補足:
アメリカみたいな同性婚さえ認めようって国が「産まない生き方」を否定したりはせんよね?
産まない生き方を認めるなら年齢構成の変化は起きても仕方がない。