大きな政府と小さな政府を語るとき
多くの場合、相対的なサイズが基準になっている思う。
たとえば「人口千人あたり公務員数」とかいう感じで。
でも絶対的サイズは大事だよ。
国のサイズが大きければ大きいほど、予算を使う人間は
「ぶっちゃけ俺の金じゃないし」
という感覚が強くなってくる。
だから、大きな国の大きな政府は
小さな国の比較的大きな政府のようには動かない。
一億人規模の国にできて一千万人規模の国にはできない事があるように
一千万人規模の国にできて一億人規模の国にはできない事もあるってことだ。
補足:
地方分権はこれを解消する可能性がある。
分割すればサイズが小さくなるからね。
問題は地域の人達がその地域に対してどの程度責任を感じるかだ。
つまり
「破綻したら引っ越せばいい」
って思う人達は誤差とみなせるほど少ないか?ということ。