経済談義におけるフー・マンチュー
つまり万能の黒幕として登場する海外投機家。
かつては円高の原因として語られ
今はこれを株高の原因と考える論者もいる。
でもね、仕手ってそんなにゆっくりやるもんじゃないはずだよ。
上げて下げるならとっとと上げて、上がったらすぐに下げる。
もし自分が買ってるときに
他の投機家が高過ぎると気がついて売りを浴びせはじめたら
ポケットの小銭をかき集めて練炭買いに行かなきゃいけないだろ。
補足:
長期的に見れば適正価格に戻そうとする側が有利。
だからイギリス政府はポンド危機でソロスに勝てなかった。
補足2:
僕みたいな門外漢が格付けするのも変だけど
自分で上げて下げるなんて危ない橋を渡るのは二流だと思う。
不自然に高かったり安かったりするものを見つける目があれば
そんなリスキーなやり方はしなくていい。
そういう二流投機家が市場にたくさんいて
豊富な資金を運用してるって仮説は、どうも信じがたい。
練炭買った後はいなくなるんだから。