ミレニアム懸賞問題というのがある。
2000年に選ばれた数学上の7つの難問だ。
今んとこ1個だけ解けてる。
これがいつ頃クリアされるかを正確に予想するのは難しい。
その一方で、全く根拠のない当てずっぽうでも
いろんな人が意見を言えばきっと当たる人もいる。
何分何秒とかは無理だろうけど
年単位ぐらいなら答えは限られてる。
そして結果論でも構わないなら
誰でも正確な答えを言える。
ムーアの法則がいつ終わるとか
石油はいつ枯渇するとかも同じような話で
今後どのような知的発見があるかなんてのはどうにも分からん。
そしてその難しさを説明するのはちょっと厄介だ。
たまたま答えが当たった人に
「お前らは馬鹿だから分からんかっただけ」
って言われたら
「たぶんそうじゃないだろ」
と思うけど断言はできない。
1970年代には
「石油はあと30年でなくなる」
とか言ってた気がする。
2000年頃になると
「あれは何だったんだ」
とか思ったけど
その後の価格の動きから考えると
当たらずとも遠からずって気がする。
補足:
石油の価格上昇に関しては
新興国の需要増大を差し引いて考える必要があるけど
同時に円高を上乗せする必要もある。
補足2:
石油に関する「知的発見」てのは、もちろん掘る技術の話。
油田の発見じゃなくて。念のため。