失われた20年の間言われた
「円高のメリットを生かして云々」
って理屈は
プラザ合意以来の円高っていう
外交上の失敗または妥協を糊塗するために
日本政府が考えたのかもなあと思う。
これは憶測に過ぎないし
その理屈を支持する動機を持ってたのは
日本政府だけじゃないんだけど。
ただ「いやそれ違うっしょ?」って言っても
妙に通じにくい雰囲気を感じた憶えがある。
んでその背景にあったのは権威主義なのかもな、と。
補足:
外交上の失敗と外交上の妥協は
正直、区別がつかない。
要はチキンレースで先にブレーキを引いたってことで
引かなかったらどうなってたかは分からん。
補足2:
あと「平和主義憲法」もよく似てるな。
外交上の失敗または妥協を
「間違ってません。わざとですよ」
って言ってるように聞こえる。
補足3:
日本全体じゃなくって特定の業種であれば
実際「円高のメリット」を生かせたところも
もちろんあったわけだけどね。