インパール作戦とか特攻兵器とかを
想像を絶する愚かさだと思う人もいるだろうけど
僕はそうは思ってない。
どちらかといえば、よくある愚かさのように思える。
たぶん日露戦争帰りが
戦争の全てを知ってるような顔で説教して
多くの人達がそれを真に受けたんだと思う。
つまり
「203高地のように戦えば203高地のような結果になる」
みたいな思い込みがあったということ。
そして構造は今も大差ないと思うよ。
第二次世界大戦の教訓で全てを説明しようとする人達はいるし
それを真に受ける人達もいる。
でも「戦争の泥沼に」とか言ってみたところで
第二次世界大戦以降はそれよりもっと小規模な戦争しか起きてない。
補足:
203高地だと戦果としてしょぼいけど
旅順と書くと激戦感が出ないから
ちょっと迷ってまあ分かりやすい方として
203高地って書いた。
補足2:
もちろん僕とて現場を見てきたわけじゃないけど
ただ多くの人が
「自分なら同じ状況でもああいうことはしない」
と思ってるなら
それはどうも辻褄が合わない。