日銀が追加緩和を見送って円高になったそうで
それが良いか悪いかは別として
「札を刷ればその量に応じて通貨安になる」
ってのは
もうただの仮説じゃなくて
事実として扱っていいと思うんだけど
どうかね？
僕はその先の話をしたいんだが。
補足：
ところでアメリカの財務省は
「大幅な黒字を抱えていることを主な理由に」
いくつかの国を為替操作の監視リストに入れてるそうだが
ごく真面目に受け止めるなら
この監視リストはまったく重要でない。
三角貿易で
Ａ国：Ｂ国に対して大黒字、Ｃ国に対して大赤字
Ｂ国：Ｃ国に対して大黒字、Ａ国に対して大赤字
Ｃ国：Ａ国に対して大黒字、Ｂ国に対して大赤字
とかありうるわけで
実のところ為替操作を判断する理由にはならない。
補足２：
とはいえ
本当にごく真面目に受け止めていいかどうかは、よくわからん。
アメリカ財務省にとって為替操作という言葉は
単に貿易赤字を減らすために
アメリカが為替操作するための大義名分なのかもしれん。
補足３：
↑たとえば
「量的緩和させないように政治的圧力をかけるのも
為替操作なんとちがいますか？」
とかいう話な。
