夕張とかギリシャみたいに
財政が破綻しうるのは、通貨が自前でない場合に限られる。
日本やアメリカの借金がどれだけ多かろうとも
円建ての借金であるかぎり日本は幾らでも払えるし
ドル建ての借金であるかぎりアメリカは幾らでも払える。
造幣局の輪転機を回せばいいだけ。
こんな事は、いちいち書かなくても皆知ってるのかもしれないけど
ダイアモンド・オンラインなるサイトが
「日本人の能天気さはギリシャに匹敵
国家財政の破綻は、ある日突然起こる」
などと書いてるので、一応指摘しておこう。
どうしても消費税増税したいらしい
曰く「一刻を争う消費税増税」だそうだ。
円高賛成＝日銀による大規模な量的金融緩和反対＝消費税増税賛成
という形で外国から圧力がかかってるんだろうけど
日本のマスメディアがそれに従っちゃいけない。
補足：
昨年、アメリカ議会が承認した予算に必要な国債の発行を認めるかどうかで
アメリカ議会が揉めたけど、あれは単なるアメリカ議会の機能不全。
財政にどれだけ余裕があろうとも「デフォルト」って宣言すりゃデフォルトだ。
それは現実的には起こらないことだけど。
補足２：
これもいちいち書く必要ないかもしれないけど
通貨が自前の場合、財政が悪化しつづけると
デフォルトするかわりにインフレと通貨安が始まる。
