akasaka_34の日記

ネトウヨと呼ばれた男の日記。しかし頻度から言えば週報ぐらい。

国境を超える夜行列車で

少しとりとめのない話をする。

10年ぐらい前だったか国境を超える夜行列車で
乗り合わせた中東系の男性が彼の仕事の話をしてくれた。
仮に合法だとしても良心的とは言えない内容だったが
彼は悪びれもせず語った。
一人のヨーロッパ人女性もその話を聞いていたのだけど
ちょっと困ったような顔をしていた。
ちょうどCharlie Hebdoが話題になっていたときで
それについて彼は
「ヨーロッパ人は何でも持ってる。
そういう人達が神しか持たない人達の神を笑ってはいけない。」
とも言った。
それから彼は僕をその「仕事」に誘ってきたのだが丁重にお断りした。

補足:
彼を単純に悪人だと断じるつもりはないのだけど
先進国を「そういう人達とはほぼ無縁の世界」に保つのは骨の折れる仕事だと思う。
はてぶではよく日本の入管が悪く言われているけど
普通の日本人には想像できないタイプの人達がわんさとやって来ているはず。
僕はむしろ入管を非難する人達に対して
「どうも油断ならねえな」
という印象を持っている。

補足2:
入る方じゃなくて出る方だったけど
楽器に化けて出国ってのもあったね。
そういうの非常識な可能性をいちいち疑ってかからなきゃいけないわけで。