ポルシェやフェラーリの利益率が
フォルクスワーゲンやフィアットより高いのは
昔も今も変わらないはず。
それはつまり一台売ればより多くの人達が飯を食えるということで
金が動けば周囲にも恩恵があるのが普通だ。
それでも実際にはトリクルダウンが起こらないとすれば
世界の上澄み層の資金源は主に投機的なものなのではないかと思う。
なんでそんなに儲かるかというと
そういう人達が儲かるような変化を自ら作っているというのが僕の見立てだ。
補足:
たとえば「なし崩し的なグローバル化」とかね。
補足2:
ここで僕が「上澄み層」と呼んでるのは
稼げる職業についてる身近な人達じゃなくって
世界全体の0.1%とかそのへんのこと。
実際凄え比率で金持ってるらしいよ。
補足3:
リベラルを自称する人達は
再配分で問題を解決できると思ってるみたいだけど
それでは問題の根源を解消できないと思う。
そもそも仕事は飯のタネであると同時にキャリアのタネでもある。
金を補償すれば経済を止めても良いという発想では
いずれ行き詰まるよ。
それは長期的な格差の問題に関しても言えるし
最近のコロナ対策に関してもそうだ。